名無しさん 2019-02-15 21:42:45 |
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(/いえいえ、自由に動いてくださった方が此方的にも楽しく出来ますので…、!
ロル返させて頂きますね。)
(『そんな事で』という彼の言葉に眉を下げる。スケールの大きいことを簡単にやってのける彼にとっては『そんな事で』済ませられるのだろうが、僕にとってはとても大きい事なのだ。けれど、彼が組んでいた腕が緩み、顔を上げれば彼は少し笑って居て。悪い、と軽く謝ってから彼は言葉を発する。『俺の側は特別に空けておいてやるから』という声にまた迷惑を掛けてしまったのではないか、とついつい悲観的に考えてしまい。会長の優しい言葉がとても胸に響くけれど、矢張り悪い方向に考えてしまうのは自分の癖であって直すことは直ぐには出来なくて。最後に釘を刺すように付け足された言葉を胸に刻み込んで再び俯けば、ほんの少しだけ安心したように笑みを浮かべる。自分が彼に対して笑みを向けるなんて失礼過ぎて、ただうつむいて微笑むしか方法はなくて。彼の1つ1つの言葉が此方をフォローする為に発せられているものだと考えれば有難いとしか思えず。直接的に笑みを浮かべることはなくとも、先程より弾んだ声で彼に言葉を述べる。)
「…あ、の…有難う、御座います…。
態々、僕の…為に…そんな、こと」
(彼に気を遣わせてしまったことは申し訳ないけれど、不安は少し解消されたような気がする。時計を確認した彼はベランダの方へと歩いていけば、此方に背を向けたまま言葉を発して。その言葉に「…僕は、何方でも…いい、です」と答えて。彼がベランダに出たのを見れば、安心したようにふっと息を吐くと胸を撫で下ろして。)
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