わたくしのため … ? どうしてわざわざそんな事を … 。 ( 彼の心内など知る由もなく自分の為に此処までする理由が分からないと不思議そうに首を傾げ 。目の前のカップには確かにお気に入りの紅茶の香りがふわり漂い 、彼の淹れた紅茶の入ったそれを手に取り小さな一口喉を通すと " ええ 、確かに …… ! 美味しいですわ 、とても 。 " 驚き混じりな声音で伝えて 。 )