通りすがりさん 2019-02-13 22:21:11 |
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(礼を言って水を飲む上司を見ていると同僚に肩をツンツンと突っつかれて其方の方を向く。其処には何人かの女子のグループがあり、どうやら「遊びに行こうよ」と訴えかけているようだ。口では言っていないが、目は口ほどに物を言う__と言ったもので、彼の目がそう訴えている。生憎女には興味がないし、今は社会的な地位を手に入れるのが自分にとって最優先のことだから。軽く息を吐いて緩々と首を横に振ると。)
「あの上司、なんかフラフラしてるからちょっと見てくるわ」
「何それ、優等生」
(放っとけ、と言うと同僚は女子のグループへと歩み寄って行く。丁度帰りたいところだったし、とっとと帰って家に帰るとしよう。息を吐きながら上司の後を追って出口へと向かえばすぐ其処に上司はいて。)
「…なんかフラフラしてますけど、大丈夫ですか」
(別に気にしている訳ではないが、あくまでも自分の面倒を避ける為にそう問い掛けて。)
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