美玖 2019-01-19 22:01:02 |
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月雫「はぁ…今日も、クララさんや、虹野さんにいじめられて…」
思兎「…、月雫さん、少しお話良いですか?」
月雫「…思兎さん?」
校舎裏にて
思兎「えーと……月雫さん、、いじめられているようでしたので…何か、お力になれたらと思って。」
月雫「そんなことないです、苛められてなんていませんよ。みんな友達…ですから。」
思兎「そうですか…なら、わたしを深く知る必要もありませんね。お時間取らせてすみません。」
月雫「ていうか…」思兎「わたし…」
月雫、思兎「あなたがいじめられていると聞いたんですけど。」
思兎「晴樹くんに。」
月雫「わたしも、石黒に聞きました!」
クララ「あーら、お二人ともお揃いね!」
虹野「うふふふ、ちょうどいいわ。二人まとめていじめますから。」
月雫「そ、そんなこと出来るかしら?わたしは今、思兎さんと一緒よ。」
クララ「ええ、もちろん出来るわよ。」
思兎「僭越ながらわたくし、空手道と柔道と合気道で…黒帯を持っておりまして。そして、剣道もほんのすこしかじっています。なので…わたしのお友達にてを出したなら、許しませんわよ。」
虹野「ふんっ、今日はこんくらいにしといてあげるわよ、ばぁか」
月雫「思兎さんに手を出したら、今度はわたしも反撃するわ。ありがとう、思兎さん。」
思兎「お礼には及びませんわ、これからわたくしたちお友達にならない?」
月雫「いいの??わたし、いじめられてるけど…」
思兎「わたくしもですわ。この呼び方のせいで、お嬢様ぶってる、と…。」
月雫「よろしくお願いします!月雫と呼んでね!」
思兎「わたくしのことは、思兎、とお願いします!あなたのおかげさまで、明日が明るいですわ、わたくし、武道は暴力に使うものでは無いと思っているの。けど…あなたなら、すぐに助けるわ!」
これが思兎と月雫の出会いです。
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