anonimia. 2019-01-02 21:31:40 |
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> Raffaele
まァね 、知らない誰かサンの血ってとこ 。何 ? 心配してくれてんのー ?
( ドアを開け少しばかり歩み進むと手元のタブレットに夢中になっている人影が視界に入り込み 。すぐに彼だと理解し質問に応え 、どうやら自分のことを心配してくれていたのかもと瞳を輝かせ 。そうしていたのも束の間 、犬でも追い払うかのような仕草をされしゅんと落ち込んだかのように視線を下に向けて 。 )
あ 、そう ? じゃあシャワーでもあびてこようかなーっと 。
( 続いての彼から言われた言葉に心外だったように応えれば 、その場でコートやら何やらを脱ぎ出し普段外さない革手袋さえも取り外して 、長髪を結っていた深紅の紐を解き 。 )
> Mattie
まァ __ 、これが俺の出来ることだからね 。人から暗殺を依頼されてたって知った暗殺対象はどう思うんだろうって考えたら虚しくって 、悲しくってしょうがなくてさ 。
( 大好きな母親が最後にくれた花 、ヒヤシンス 。その時の母親もこんな気分だったのだろう 。そんな事を考えながら彼と会話を続けていれば 、自分の銀髪にヒヤシンスを添えられ目を丸くして 。自分に似合っているのか 、自分らしくないんじゃないかなんて思考を巡らせていたがふと我に返り彼にふわりと微笑み 。暗殺任務が完遂した際に手向ける紫のヒヤシンス 。その一連の動作を気に入られ少しばかり嬉しくもあるが 、それと同時に今までの暗殺対象が走馬灯のように蘇って 。何処か切なげな表情でつらつらと述べると 、視線を斜め下へと向け苦笑し 。 )
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