観測者 2018-12-23 06:18:05 |
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>>メグメグ
【丸山彩】
「そ、そうなんだ…」(どうやら彼女からはここの世界についての情報を聞き出す事は期待出来なさそうである。だが、自分と同じで迷い込んでしまったらしい。その事に対し、ほっと安心感を覚えた。だが、状況は以前変わらず"困ったなぁ"とでも言いたげにそのピンク色の瞳を不安気に左右に泳がせた。__途端に名を問われて。静かに泳がせていた瞳を再度特徴的な髪色の女の子に向けると、口角を釣り上げ微笑を零しながら名を告げた。)「私は丸山彩。Pastel?Palettesっていうアイドルバンドの中でボーカルをやってるんだけど、知らない?」(先程とは違って穏やかそうな面持ちで自己紹介と共に問い掛けて。続けるように「良かったら君の名前も教えて欲しいなぁ」と期待を込めるように。)
【サーティーン】
「俺はドンくせぇ嬢ちゃんとは違ぇからなァ。」(パッと嘲笑する様な面持ちを止めると相手を侮辱する様な単語をさり気なく紛れ込ませた。彼女が掴んだ方の炭酸水の方の手を引くと、膨れっ面な彼女の隣に重たげな腰を降ろした。それに、この様に別次元に紛れ込ませられることはこれが初めてという訳では無い。慣れといったところだろう。が、実際のところ自分も気を失っていたにはいた。それは、勿論内緒だぞ。「___そりゃもう、此処に飛ばされた時点でお目々パッチリだったぜ。逆に飛ばされた瞬間すら覚えてるくらいだ。」ケタケタとしながら、偽りの事を述べると入手してきた炭酸水のキャップを開け覆面の口にコツッ…とそれを衝突させた。飲めるはずもなく「クッソ…ンだよこれ。クソだな。」と汚い言葉を独り言のように吐き捨てると同時にキャップを閉め、ペットボトルを自身の横に置き放った。)
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