情報屋 2018-12-09 19:31:53 |
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ワインリストだって何かの拍子に調べる必要が合ったかも知れないだろ……君にこれから僕らが取るべき行動を気付かされるのは大変癪だし、この結論を出したのは僕だ、だから礼は言わない。人物情報とワインの当たり年の情報があるなら僕らが選ぶべきワインはひとつ、取り引き部屋に来るホテル関係者の男、そいつの誕生年と一致する当たりのワインがあるか教えてくれ。料理長からのプレゼントと称して持っていくものだ、相手が喜ぶものにしないと
(呆れるような物言いにあからさまにムッとした表情を浮かべながら反論する。といっても苦しい言い訳だ、スマートフォンに内蔵されたサイバーアシスタントと違い何でも教えてくれるわけではないらしい。そして示された道筋、相手の脳内に格納された情報を活かし最良の選択をするのならば選ぶべきワインはひとつだ。取引に訪れるホテル関係者が喜ぶであろうワインが存在するのかを再度問いを投げる。ウェイターの格好をし、ワインをサーブするのを口実に部屋に立ち入るつもりなのだ、ただ高いものを持ち込むよりもよりパーソナルな情報を伴った、取引先の男の生まれ年のワインを持っていくのがより良い選択だろう。その答えにたどり着くために相手は情報を示したわけだか、素直にありがとうと言うのは避ける。それも嫌がらせの一環だ。ワインセラーへとたどり着くと躊躇なくその扉を開けて薄暗く肌寒い部屋へと踏み入れた。高級ワインにはそれなりのセキュリティもあるだろうが、自分の前では意味をなさないものだろう)
(/大変お待たせ致しました!今さらではありますが結構こちらで勝手にストーリーを進めてしまうことが多いのですが大丈夫でしたでしょうか?もう少し控えた方が良いのなら紫藤をもう少し大人しくさせますので遠慮なくおっしゃって下さい!)
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