山姥切長義 2018-11-14 21:27:41 |
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(/わかりました、そちらでも御用があればお声かけ頂ければと思います!ではでは私の方もどろんさせて頂きますね~)
(中から聞こえた返事に安堵するよりも先に思わず表情が強張る。元々は刀なのだから『声』に覚えがあるのはおかしいのに、それでも分かってしまった。ここにいるのは己の元となった本歌…山姥切長義であることが。中にいると分かっても一切気配を感じ取る事が出来ないのは、恐らく厳重に施された封印の力なのだろう。しかし、その封印すら関係なく『声』が聞こえたのも、ここまでなんの疑問も無くその『声』を辿っていたのも、全ては写しであるがゆえなのか。一度目をきつく閉じて深呼吸をし、被っている布をさらに深く被り直して自らの顔を隠すようにしてから、再び目を開いて)…俺達は主の命でこの場所を調査しに来た。遡行軍以外で会ったのはあんたが初めてなんだ。出来れば、話を聞きたい
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