『いい?街の人たちは怖いのよ。魔女のことがみんな嫌いなの。見つかったらどんな酷い目に合うことか…。』
「…魔女だってバレちゃいけないの?」
『ええ、だから森の中に住んでいるのよ。これからも正体を隠して生きていきなさい。いい?』
お母さんはそう言うと私の前から姿を消した。森のお家に私一人を残して。
ー数年後ー
ひとりぼっちになった私はお金を稼ぐため街に毎日出稼ぎに行く。「ローブは深く被った、よし!今日も見つかりませんように。」そう言うと、街に出て自分の経営する薬屋に出勤する。…はずだったのだが、今日は何やらいつもの日常とは違うようで?
街の人たちに嫌われていると信じて疑わなかった魔女たちは何十年もの間、街の人に見つかると酷い目に合うと語り告げられてきた。しかし、当の街の人たちは、魔女が悪いやつじゃないということをもうとっくの昔に知っていた。だが、魔女を受け入れようとした途端に魔女は姿を見せなくなった。こうして魔女の存在が妖精等と同じレア価値になった話。
シリアスに見せかけた、ただのほのぼのラブコメです。(笑)
ルール!
●基本的なルールは厳守!
●3日に1レス以上で。
●一週間でキャラリセです。
●ロルは中ぐらいで。基本的に終止形ロルは無し。
●本体同士の喧嘩は無し!
(/お相手様は決まっております。)