主 2018-11-08 11:34:01 ID:475e36de6 |
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☆導入みたいなの欲しい
・普通の冒険者さん用導入
新天地を目指していた貴方は、やがて遠くに街並みを見つける
その場所こそ、貴方の目的地
次の冒険心を満たす為の拠点である
貴方は既に幾つかの旅路を経験したのかもしれない、たが新天地では貴方はまたルーキーだ
街に入った貴方の足は真っ先に冒険者ギルドへと向かう、受付のカウンターには小さな足が乗っかっている
足を辿れば、椅子には小さな子供が座っていた
足を組んでカウンターに、行儀悪く足を載せた子供は、椅子に深く腰掛けて本へ視線を落としている
貴方が声を掛ければ、子供は視線を上げて貴方を一瞥し、顎でカウンターに乗せられた書類を示した
「書いて提出しろ」ということらしい
・時空の迷子さん用導入
貴方は水の跳ねる音、雑踏に包まれて不思議に思い目を開けた
貴方の思考は、唐突の変化に硬直するだろう
周囲の景色が一変していたのだから
見知らぬ街並み、或いは見慣れぬ風景
雑踏を生む人々の様子も、どこか知ったものとは違う
人々は貴方を驚いた顔で見た後、すぐに憐れむような、同情するような視線を投げてくる
貴方が道行く人に、何かを尋ねようとすると、彼等は貴方の質問には多くを答えることなく「冒険者ギルドの2階へ向かえ」と言われ、場所を教えられるばかりである
貴方が指示通りに向かい、冒険者ギルドと言われた酒場の2階へ向かえば
受付のカウンターに、全く恥じること無く両足を載せ、本を読んでいる子供がいる
貴方がその様子に戸惑っている内に、子供が貴方の存在に気付いたらしく、視線が交わる
暫く、貴方を見ていた子供は紙飛行機を一枚投げ付けてきた
開けば何かの書類のようで、名前等を書く欄がある「そこに経歴を書け」ということらしい
ペンらしき物を手に取りながら、貴方はこの場所に来て1度も文字や言葉で苦労をしていない事にも気付いた
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