みづき 2018-11-04 21:30:36 |
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あの後一人ずつ別室に連れて行かれて、険しい顔つきの文官らしき人物に合い、両手をギュッと握られた。
無言で俺の顔をジッと見詰め、小さく溜息を吐かれたのは解せぬ。一体何だというのだ。こっちは一瞬身の危険を感じたぞ。
適性検査が終わると全員が謁見の間という所に呼ばれた。そこで王様から有り難い話し等があるらしい。
「良く来てくれた勇者殿達よ。まずは礼を言おう」
今の会話の何処に「礼」があったのか今一分からん。所詮王族とかはそんなもんか。
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