Kyle 2018-10-24 21:25:53 |
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帝国に劣勢が続く中、【先帝暗殺】を受け新たな皇帝が即位。議会の大多数を占める戦争継続派によって擁立された若き帝【ジゼル・ノールホーン帝】は、勅命にて帝国政治部および軍部を再編成。戦線を後退させつつ、帝国内部の大改造を半年で行い、【ジゼル体制】が敷かれた。
貴族平民問わず、有能な人材を国家中央に登用。文官武官の面々を一新し、それまで議会に委任されていた統治権を皇帝自ら振るう事態にまで至る。
後退していた戦線は、中央で改造を経た大軍団と軍備交代を行い、帝国全土に秘められていた膂力を一気に反乱軍にぶつけた。この時期より、人類が器具による魔導を扱い始め、帝国軍の新装備に魔導銃器が見られるようになる。
帝国による魔導具の戦場投入により、それまで物量によるゲリラ戦に頼っていた反乱軍は大打撃を受けることになる。当然、人類よりも圧倒的に魔法を扱える種族も存在したが、術を扱う戦力には大きなムラもあり、確固たる戦力として計上はできなかった。
対する帝国は、小規模な訓練のみで攻撃魔法を弾幕のように展開できるようになると、戦局は一転して帝国が有利になっていった。
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