■ おもちゃばこ。 ■ 特殊指名 ■ 置レス式 ■

No.3　「　午前２時の仮面舞踏会　」
┗ 某月某日の午前２時から始まる舞踏会の噂。絢爛豪華な調度品や油たっぷりのお料理は全て不必要、必要なのは合言葉と顔を隠す奇抜な仮面だけ。参加するのも実に簡単！同じく奇抜な仮面をつけて合言葉を囁いた誰かと運命の囁き通りに手を取り合うだけ。たちまち、野次馬のように現れた柱は二人の背丈を越して聳え、シャンデリアの光を反射する床が二人を照らすだろう。何処からともなく風に乗って流れてきた楽員たちに背中を押されるままべニーズワルツを踊り始めると仮面舞踏会の始まり始まり。疲れた体を癒す様に、強張った表情を解す様に、固まった心を溶かす様に。思う儘に夢の時間を楽しんだら、心地良いベッドで御休みなさい。＿＿＿＿たった一時間だけの特別な舞踏会。その噂の落ちに使われる言葉は決まって、「 踊りの相手は人かも知れないし、人じゃないかも知れない 」 さあ、参加の覚悟は出来た？

┗ 舞踏会の参加者(　仮面必須　)　/　3Ｌ　/　萌 : 駆け引き、喰えない、事なかれ主義、楽観的　萎 : 無防備、警戒心皆無　/　短から　/　現世過去未来何処から参加しても◎　/　種族自由

┗ 提供Ｃ : 舞踏会に参加した"何か"　/　現世を生きている　/　飄々とした性格　/　その他はお相手様の性別に合わせて作成致します

┗ 書き出しロル : ＿＿＿＿信じられない。本当に、あんな噂を信じた酔狂な人が存在したんだ……。
(　何時聞いたかは分からない。誰に聞いたかも覚えていない。ただ漠然とした情報として所有していた噂を、ある日気紛れに実行したくなっただけ。此の世にほとほと飽きたからなんて単純且つ複雑な理由を切欠に、近所の祭りで出ていた屋台で適当なお面を買って、人通りの皆無な路地裏で宙に手を伸ばしてみた。何が起こっても起こらなくても良い＿＿＿本心を言うのであれば起こって欲しかったが＿＿＿単なる実験のような心構えで噂と共に教えられた合言葉を囁いて、それで今日の夢で続きを見る心算だったのに。唐突に風が場の空気をリセットするかの如く吹き荒れたかと思えば、瞑った目を開けた先に今もなお視線を合わせている"其れ"が見えたのだった。思わず口から零れ落ちた言葉は生憎と自分にも当てはまるブーメランだったがそんな事を気に掛ける前にお面越しに声を掛けてみた。相手が不本意な参加者だったなら、可哀想だから。 )
あの、貴方も噂を試したんですよね？だったら、いっそ本当に踊っちゃいます？