ユーリ 2018-10-15 02:40:11 |
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うん、しゅっぱつしんこう~むぐむぐむぐむぐ。
―私が食べさせるの?うん、いーよ。
んじゃ、さっそくひと口。ちーちゃん、あーん♪
(自分のレーションをさっさと食べきってしまうと、ケッテンクラートの荷台に乗ったまま、彼女が食べるレーションを手にするユーリ。ゆっくりと進み始めたところで、彼女の提案通り、口を開けて待っているところにレーションを持っていく。小さな口がモクモクとハムスターのように動くのが可愛くて楽しくて、無表情ながらもどこか嬉しそうに見遣って)
うんうん、いい食べっぷりだねえ、もぐ。
―それじゃ、もうひと口、あーん♪…もぐもぐ。―あーん♪むぐむぐ。
(チトが運転する横から、レーションを差し出し、彼女の口許へ一定間隔で運ぶ。が、途中から何やら咀嚼する音が一緒に聞こえ始めて。それは明らかにチトの発したものではなく、荷台のほうから聞こえる音。犯人は一人しかいなかった。自分の分のレーションはとうに食べきっているユーリは、チトのレーションを一口、また一口と、ちょろまかしていた。とんだクズである。)
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