主 2018-10-06 20:34:49 ID:2011e69b1 |
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※無双現パロということで←
昨日、その日の仕事を終え、縁あって上司の方と2人電車に揺られていた時のことです。
歓談していると私の背後から、蚊の鳴くように「うるせぇ」という声が。気にせず話していたのですが、声量は段々と蚊から人へ、内容は人から動物へと変化していきました。挙句の果てには「殺してやる」と。
どうやら酒に呑まれた方のようで、私たちの話を中断させようとしてくるのです。
そこで上司が別の車両へ行こうと誘って下さり、私もそれに続いたのですが……。
着いてきたんですよね、その方。
わざわざ別の車両まで。
相変わらず私の後ろで独り言をずっと言っているのです。偶に寄っかかってもきました。
経験則上、酔っ払いは無視するに限るので一切反応を示さずに話を継続していたのですが、何を思ったかその方、私達の間に割り込んできたのです。
吊革一個分をあけて話していたので、そこにスッポリと収まって。
上司は大変嫌そうでしたが、私は何だか面白くなってきてしまいました。
要するにその方は話を中断させたいのではなくて、話に混ざりたかった、構って欲しかったようなのです。
パーソナルスペースが狭く周りを顧みない酔っ払いは当然、気分の良いものではありません。
ですが、酔っ払いには根がいい人と悪い人がいます。
そしてその方は前者だと私は感じました。
だからと言って話は通じないので、特別反応はしませんでしたが、私達の前の席が空いた時、「どうぞ」と席を勧めてみました。
呂律は回っていないので何を言っているかさっぱり分かりませんでしたが、此方が根気強く勧めたところ座って下さりました。
その瞬間を逃さず、上司と共に反対の座席へ移動し、その方はそれっきりついてきませんでした。
大変、貴重な体験をさせて頂いたと感じます。
しかし、もうしたいとは思いませんね。
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