くらくらげ 2018-09-17 19:36:49 ID:ccd5a0773 |
通報 |
うおー
結構かいたなー‥‥
続き書きまーす
お寺に着くと、若いお坊さんが私を迎えてくれた。
おばあちゃんの名前を告げると、真剣な顔をしてお坊さんは私に言った。
「金魚鉢を持ってきたということですね。
それをこちらにおいてください。」
お坊さんはお堂の中にある小さな机を指さして言った。
「わ、わかりました」
私は、車の中においていた金魚鉢を持っていき、机の上に置いた。
「ありがとうございます。あとはこちらに任せてください」
お坊さんは笑顔でそう告げると、お堂の中に消えていった。
その日私は一度、家に帰っておばあちゃんに連絡した。
おばあちゃんの声は心なしかうれしそうだった。
その翌日、あのお坊さんから連絡をもらった私はまたあのお寺に行った。
「こんにちは。今日あなたを呼んだのは、やっていただいたことの説明をしたかったからです。」
そういえば、おばあちゃんも金魚鉢の意味などは一切話してくれなかった。
そのことをお坊さんに聞いてみると、お坊さんは
「おそらくあなたのおばあさまも意味は知らなかったのでしょう。
おばあさまと話した、あの僧も説明をしていないといっていましたし。」
「なるほど。じゃあ録音していいですか。おばあちゃんにも説明を聞かせてあげたいので。」
「いいですよ。じゃあ話しますね。」
私はあわてて携帯の録音機能をオンにした。
トピック検索 |