か弱いアニヲタ 2018-09-09 00:36:08 |
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>>789
──── うむ!いつ死ぬかも分からない今生、確かにその通り!だが隊士の心意気として、その後ろ向きな考えは感心しないな!
(くるりと背を向けた…かと思えば、此方を振り返る彼女。行ってしまうなら仕方あるまい、と躊躇した言葉を喉から発しては引き止め、深緋色の瞳でじ、と見つめる。歩を進めて彼女へと近付き、荒い感触の中にも優しい手つきでわしゃりと髪を撫で回し。)
遺言は誰かへ ”遺す” 物だ、聞き流して貰おうだなんて寂しい── 傍すれば、投げやりな考えは良くない!鬼が出る夜にも必ず朝は来る、諦め無ければ何かしらの道筋は見えるものだ。こうして君の言葉は俺に届いただろう?待つのも悪い事じゃない。
(明日また同じ様に飯を食い、顔を合わせた仲間と言葉を交わせる分からない恐怖は柱とて無い訳では無い。然し上に立つ者ならば、強く生まれた者ならばと心を燃やして精進を繰り返した日々。折れそうな心も、こうして慕ってくれる彼女を初めとした後輩や助けた人達が居たからこそ、耐え忍べた昔を思い出しては懐かしさに目を細めた。)
俺はこれから任務に行ってくる!
此処で会えたのも何かの縁だ、俺は君の事をまだ何も知らない。帰還した際に君が蝶屋敷にて待機中で有れば共に食事でも取ろう。良い言葉が聞けて良かった、更に頑張れそうだ。
では 隊士、また会おう。
君の過ごす未来に幸多からん事を。
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