語り部 2018-09-08 13:28:04 |
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「わたし、自分なりに『かみさま』を愛しただけ。なのに、どうしてあんな風に言われなくちゃいけないの?気味が悪いのは、おかしいのはあの人達だもん。わたし、何も悪くない。そうでしょう?」
「皆、嫌い。人も魔物も皆わたしのことを裏切った。…でも、この館の人達はあんまり嫌いじゃない。だって、すごくかわいそうだから。もう一度、愛せる気がするの。もう一度、身を焦がす程の感情が、あの甘くて苦い、恋しい気持ちを持てる気がする。」
名前 : Angela=Sullivan
読み : アンジェラ=サリヴァン
性別 : 女
種族 : 無知の堕天使
容姿 : かつて腰の辺りまで伸ばされていた燻んだ淡い金の髪は肩の少し上辺りで乱雑に切り落とされ、歩くとサラサラと揺れている。二重瞼の奥で仄暗い光を湛える瞳は髪と同色の睫毛に縁取られ、奥から覗く虹彩はワインレッド。顔立ちは未だ幼さを感じさせるが、其れを彩る筈の表情は絶望に蝕まれた物や感情の抜け落ちた様な物ばかり。身長は153cm程で凹凸の控えめな華奢な体型。背中が大きく開いた白いリネンのシャツワンピースは天使時代から着用し続けている物で、洋館に辿り着く迄に裾や襟が薄汚れたり破れたりしてボロボロになっているが、他の物を着るつもりは無い様子。膝丈の其れから覗く脚には無数の切り傷や火傷の痕が付いており、右腕は真っ黒な鎌の様な物に変形している。背中には羽根が抜け落ち、彼方此方が焼け焦げてしまった所謂悪魔羽と呼ばれる様な一対の翼が生えており、上側の先端には鋭く尖った角の様な物がある。また、靴等を履いていない為常に裸足で館内を歩き回っている。
性格 : 館へと辿り着く迄に出会った殆どの相手に騙され続けた故、警戒心が強く懐疑的。感情の緩急が激しく、言葉の選び方や使い方も相俟って幼子の様に見える事も屡々。ある意味構って貰いたがりの愛されたがり。しかし普通の天使との差は神への愛情の向け方だけ、本来は明るく好奇心旺盛な性質の持ち主であり、自分と似た様な過去を持つ館の住人達には興味を持っている事を隠し切れていないが、それ以上に誰かと深く関わる事を厭っている。心に付けられた傷の弊害としてか、自分が『かわいそう』と感じた相手にしか愛を向けられず、彼等ならば其れに当て嵌まるのではないかと考えている。かつてその身を焦がす程に持った激しい感情へ憧憬を持っている節があり、ポツリポツリと誰かに語ることもある。
過去 : かつて、天界に異端と蔑まれる天使がいた。彼女が持ったのは周りとは違う、穏やかで暖かい敬愛ではなく、身を焦がす程の強い『情愛』だった。彼女が何故異端なのかを教える者などいる筈も無く、羽根を毟り取られ、腕を異形の物へと変えられた天使は地上へと堕とされた。其れからは唯只管に信用しては裏切られての繰り返し。Sullivanは誰が呼ぶ訳でも無かったが、何処かの魔物の群れに属していた時に識別記号として与えられていた物をそのまま天使の時の名前と組み合わせた。そうして身も心も擦り切れ、頭の片隅に『死』の文字がちらつき始めた時、辿り着いたのが洋館だった。
他参加者様へ一言 : お初お目に掛かります。堕天使として参加予定の者です。非常に子供っぽい上に勝手に其方を哀れむ等と絡ませて頂く方に対して失礼な言動を取ってしまう可能性がありますが、決して背後様への悪意はありません。気分を悪くされた場合は遠慮なく言って頂ければ幸いです。拙い言葉選びとなってしまい恥ずかしいですが、深い闇を其々に抱えた彼等、そしてその背後様とお話しできる事を楽しみにしています。また、返信ペースは時期によって大きく変動してしまいますが、基本的に一日一回・遅くても三日に一度は返信できるかと思います。不束者ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。
( / 『無知の堕天使』のキープをお願いさせて頂いた者です。キープの受理、ありがとうございました。上記がプロフになります。主様の素敵な世界観に沿うことができているか心配ですが、ご確認の上、不備や不都合などおありでしたらご指摘下さい。宜しくお願いします。 )
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