23876 2018-09-07 17:41:10 |
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全然どこでも大丈夫、あんがとな。
( 何事も無く元の場所へ戻り行く食器たちを横目に間抜けな欠伸を一つ、薬飲まねエとなあ、欠伸のお陰だろうか 思い出したのは普通の日常に欠かせない行動の一つ。親から毎月支給される生活費は、その大抵が薬に回されている。とは言え裕福な家庭故に余裕はあるのだった。使い道は自由、しかし薬に使われない余りは基本貯金、本来の生活費は幾つか掛け持ちするアルバイトが主であった、親とは割り切った関係で、それでいて真面目に、己の為すべき事なのだろうか。)
じゃあ、お先失礼しまーす。
貴方が風呂に関して説明し終われば、直ぐ様食後の重たい身体を風呂場へと運ぶ。しかし、貴方の服はきっと己には入らない、もしくはつんつるてん、鞄に入っている予備の体操着、それから薬を一度リビングから持ってきて、再び風呂場へ。
清潔を保たれた脱衣所。服を脱ぐと、この間まではくっきりと浮き出た腹筋が自慢だったものの最近ではその影が薄れつつある、毎晩のように落胆しながらも鍛え直すことはしないだろう。風呂へ入ればバスタブには浸からず、熱いシャワーのみ、出来るだけ速く体と髪を洗った。べつに貴方に気を遣っている訳ではない、気を配っているのだ、そう自分に言い聞かせて水が滴る髪を言われた通りの場所に有ったタオルで拭う。最近では漏れる欠伸の数が増えた、今ももう眠たくて仕方がない、これはヤバい、ヤバい。水気を吸うタオルを放り投げ、慌ててそれ専用の巾着から薬を取り出せば極端に襲う眠気に堪えつつ、口に含み風呂場のシャワーの水で飲み込んだ。ぜエぜエと荒い息、ドクドクと止まらぬ鼓動、喉を滑る錠剤がやけにざらつく。慌てたせいか、床に散乱した薬が己の身体を不安にさせた。 )
( いえいえ!!リアル優先で大丈夫ですし、此方が知らずまま急かしてしまい申し訳ありません。いつもお疲れ様です、当方もこれから忙しくなりそうなので度々返信が遅くなるかもしれませんし、本当お気になさらずに!!
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