うまく言えないけど

明日の朝までに手紙を書いて、リビングのテーブルの上に置いておけばいいんじゃない？

ただし！
学校を休むのはあまり好ましくないな。
ユリさんが部活を頑張っていたり、進学のことを真剣に考えているのなら尚更のこと。

自分の部屋に一日引きこもったところで、考えがまとまることはないよ。これわたしの経験上。
むしろ、自分の置かれた環境(ユリさんの場合は学校)に身を置くことで、改めて自分自身がすべきことが明確になる。

「考える時間がない」というのは、言い方が悪いかもだけど言い訳だよ。
本当になんとかしたい！って願うなら、立ち止まるより前に進むほうが絶対にユリさんのためになる。

それでも立ち止まりたいときってあるよね。
だったらちゃんと告げなきゃ。お母さんに。
「本当に辛いんです」って思いを。

無理やり学校に送り出されたなら、サボっちゃえ。
公園とか図書館とかでさ。
そこで次の手を考えればいいさ。
手段はいくらだってある。