見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ/オベロン
____ん、そうだね。アンリは先にベッド戻っていて、
(形ある思い出を手元に残す誰かの感覚を、この王様はどうやら理解できるみたい…物置なんて埃を被る場所に置き去りにされたそれらに意味を求めるほど自分は感傷的では無いし、なくなったって気が付かないに違いないのだけれど。
酷く手に馴染んだ居候の髪の毛を柔く撫でながら、どうやら緑茶はお気に召さなかった様子の王様に視線を向け…部屋に案内を、と頷いて立ち上がる。広い部屋では無いから、道に迷うことは無いと分かっていてつい手を差し出したのはここ数日で身に付いた癖に違いないのだが。「王様、こっち」と、ついでに手近なクッションを片手に掴み…自分の枕よりもあまり人が触れないクッションの方が王様は落ち着くだろうという配慮から)
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