駄目だ。治療はきちんとさせてもらう。此処は俺の家なんだ。此処に居るからには、俺の言うことを聞いて貰うからな。 大人しくしてろ。 (腕の怪我を見てはかなり重症だと判断し半端な治療をするわけにはいかないと考え差し出された腕の手首をつかんでは怪我を気遣いながらも少し強引に自らの方に相手の体を引き寄せては空の瞳を真っ直ぐに見つめ先程までの柔らかな口調とはうってかわった厳しい物腰になり)