ねえ、お兄さん。 (部屋の扉をゆっくりと開けるが、一歩も踏み入ることはせず。コンコンと扉の側面を叩いて注意を引きつつ、艶やかな笑みを浮かべて見せ) 天使じゃないけれど、お望みのものなら持ってるわよ。……ご一緒しても? (彼のぼやきが聞こえていたのか、上等なコーヒーが入ったボトルを己の顔の横でちゃぷちゃぷと音を立てて揺らし。ゆったりとした動作で軽く首を傾げては問いかけて)