【茸擬人化】ご胞子します、ご主人様！【3L/戦闘/のんびり更新】

>ギグルくん　>29

まあ、子実体、いわゆるキノコよりもヒトの生態に近いホムンクルスの方が乾燥や日光に耐性があると思いますよ
――とは言っても、科学分野でしか生きてこなかったので確定的な事は言えないんですが。
(先生、と未だに慣れぬ肩書で呼ばれ自然と頬が緩む。特に考えずに行動に移してしまったが、多少ぎこちないながらも受け取ってくれたので、ボトルを差し出すという行為は正解だったようだ。相手から視線を外すと窓から射し込む朝の爽やかな日の光に目を細めて。そして相手の発した疑問に生真面目に己の考えを述べる。今まで関わると露程も思っていなかったホムンクルスという魔法生物の性質をまだよく知っている訳では無いのでやんわりと釘を刺しておく。「ただ、ヒトだって太陽光の浴びすぎで皮膚がんのリスクが高まったりしますからね。何事も適度が大事なんです――あなたの持つ化学物質のようにね」と何やら意味有り気に付け足して相手の方を見やり)


>椎奈さん、ハクノくん　>33

椎奈さん、ハクノくん、こんばんは。――いえいえ、とんでもない。
(ノック音に反応して今まで注視していた学術論文の冊子から視線を扉に移す。すかさず入口まで歩を進めて自室のドアを開けると、ある程度見知った2人の姿が。夜分に何だろうと思ったが2人が持つトレーの上の物がその疑問を納得させ、椎奈の言葉に返答する。両方とも自分にとって魅力的な提案だがチョコレートの原料となるカカオにはカフェインが含まれていることを思い出して。しかし睡眠を妨げる程では無いと思うが……念のため。「うーん……そうですね、ではホットミルクを頂くことにします」少し考える動作をしてからそう選択の旨を伝え、今まで掛けていた銀縁の眼鏡を外し胸ポケットへ入れて)