主 2018-08-17 21:18:08 |
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「口を慎みなさい。頭領(あの方)はすごい人よ。ただ、苦悩をあなた達に見せないだけ。強くなりなさい、あの方があなたを信頼し、その心の一部を見せて下さるように」
「これを。秘蔵の軟膏よ、怪我をしている箇所に塗りなさい。……分かるわよ、隠しても。あなたは大切な仲間なの、万全の状態で共に戦ってもらわないと困るわ。……明日からまた励みなさい」
「調子に乗らないで、小石風情が。けれど、あの方の歩む道に、小石の一つでも転がせておくわけにはいかないの。恨みなんてないわ、ただの仕事よ。凍り朽ちなさい」
名前:一色 刹那(いっしき せつな)
年齢:24
性別:女
所属:夜行・副長
性格:常に冷静沈着、頭の回転が早く自分に妥協を許さない一本気な女。いつでも能面のような無表情のため勘違いされやすいが、その実は情に篤く、喜怒哀楽も豊か。副長としての威厳を保つために、わざと鉄仮面を被っているに過ぎない。自分にはとことん厳しいが、部下の失敗には比較的寛容。頭領には尊敬を念を抱き、常に傍に控えて支えたいと思っている。稀に、本来持っている慈悲深さや、暖かい母性を感じさせる行動や言動を見せる。その慈しみの深さだけが弱点であり、付け入られる隙となるだろう。曰く、陰陽師でいるには優しすぎる女。
容姿:夜空を思わせる濃紺の髪は、下ろせば鎖骨辺りまでだが常に高い位置で一つにまとめてお団子にしている。前髪はセンター分けで、顎辺りまで。赤、白、桃色の桜があしらわれた花簪がトレードマーク。瞳の色は夜空に光る星のような金色で、目元はすっきり涼しげ。くっきりとした二重瞼に、左目の下に泣きぼくろがある。肌の色は陶磁のように白く、唇も淡い桜色。化粧っ気もないが、顔立ちがはっきりしているうえに睫毛も長いので、手抜きの印象は与えない。身長は160cm、線が細く華奢な体形だが女特有の凹凸は割と明瞭。服装は、闇に紛れるくノ一装束の上から、足首辺りまで隠れる蘇芳色の羽織り。足元はくノ一装束に合わせた地下足袋。妖器である鉤爪は左右の太腿の外側のホルダーに収めている。
妖器:[夜叉王]
∟形状:鉤爪。解号すると、手甲と鉤爪が一体化し、光を反射しない濃紺一色に染まる。刃の部分も大幅に伸び、脇差以上太刀未満ほどの長さ。凍気を自在に生成・操作する能力を持つ。
∟解号:“おいでなさい”
∟技巧:“垂氷時雨”氷柱を生成し、敵の頭上や正面から飛ばす。牽制・迎撃・奇襲など、幅広い場面で多用する。
“氷晶”氷の水晶を生成する。主に防壁や緩衝材、空中での足場として発動する。
“寒波”凍気を充満させ、相手の動きを鈍らせる。体温のある相手には有効。
∟妖器解放:[夜叉王紅蓮覇道]髪と衣服がすべて純白に染まり、死装束を思わせる羽織りが顕現する。こめかみ部分からは夜叉のものである浅葱色の細く鋭い曲がり角が生える。いわゆる絶対零度を自身の周囲に強制し、一歩歩くだけで足音が届く範囲は瞬く間に氷漬けにしてしまう。扱う凍気が解放前とは桁違いであるため、徐々に自身の身体すらも凍らせてしまうほど高負荷であり、解除が遅ければそのまま凍死する恐れのある最後の切り札。
∟実体化:般若面をつけた長身の男。死装束に白い肌と、どこか死人を思わせるが、体格は良く筋肉質。こめかみ部分から浅葱色の二対の角。体長は3mほどで、寡黙だが忠誠心の厚い青い炎のような性格。
備考:名のある陰陽師一族の息女として生を受けたが、その強すぎる力をまともに制御できず、成り損ないとして廃嫡された。その後は、遠い血縁である翁に拾われ、陰陽術を学ぶ。ようやく一人前と呼べる実力を手にした頃、独立して間もない夜行頭領と出逢い、彼のカリスマ性に惹かれて右腕となることを望み、今の地位へ。他の御三家から蔑まれていることは重々承知だが、夜行の実力は彼らに劣るはずがないと信じており、侮蔑も特に気にせず受け流している。夜行本部のことを“家”と呼んでいる辺り、冷たい彼女の思い入れの深さがうかがえる。
(/連レス大変申し訳ございません、サンプル台詞をつけ忘れておりました。重ね重ね申し訳ございませんが、お目通しいただければ幸いです。)
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