堕落の人生でも【3L / 大人、子供の学園】

>笹部先生

（忘れ物を取りに行くべく、シンプルな紺色の長袖にオレンジのシフォンスカートのワンピースに白衣姿で校内に来ており、何か割れた音が聞こえて、誰かいるのかと疑問に思いつつ音の聞こえた方へ向かい。上司とも同僚とも呼べる人物を発見すれば声をかけて）
あら……？笹部先生？どうかなさいましたか？




>霜世さん

そうですね。……私も世界史が苦手で、霜世さんの年くらいの時は良く思ってましたから、分かります。
（勉学に対して述べられた文句に苦笑しつつも学生時代経験があったために同意して。再び教科書を睨む相手の様子を見守りながら、己の考えを伝えて）
私は「此処が終わってしまえば、後は覚えなくても良い」くらいに思いながら勉強してましたから……。それに情報科の教師となった今は、ほとんど役に立たないですよ。



>上村くん

（職員室に忘れ物をしたため、アジアン風のポンチョに似た白い上着に黒いスカートと珍しくワンピースではない姿で、白いニーハイソックスに黒いローファーを履いた姿で校内を歩き。己の忘れ物の回収は終わったが、ふと聞き覚えのある声が聞こえてきて、気になり声のした方に向かえば、己が担任を務めるクラスの男子生徒が携帯片手に歩いており、後方から声をかけて）
あら、上村くんではありませんか。こんな夜中に、何か探し物ですか？