主 2018-08-09 18:49:12 |
通報 |
>桜庭
…フン、
( 何か行動をしていないと落ち着かない気がして、片手で数度ボールを跳ねさせた。褒められて悪い気はしないし別に嫌じゃない。ギャラリーのうるせえ褒め方とはなんか違う気がするし、度胸のある部員からの皮肉まじりなものとも違うようで何だか変な心境だった。鼻を鳴らして大きくボールを跳ねさせる。ただひたすらトロい女と他とじゃ何が違うのだろう、馬鹿でウザいのは同じだ。 )
断っても来るんだろ。
( それが分かっているのだから断るなんて無駄なことはしない。無駄なエネルギーは使いたくないからだ。それでも用心しておかなくちゃいけないのは変わらずで、釘をさすように「余計なことしたら頭割るからな」とじとりとした視線で相手と目を合わせて。 )
>守本さん
…当たり前。この俺が女1人守れないはずがない。
( 視線を上にやり、星空を眺めた。何となく星を繋げて星座の名前を思い浮かべていく。何度も何度も言われていることだけれど、こういった星座の名付けって結構適当だと思う。あまりにその形に見えなくて覚えるのに苦労した記憶は少しだけ苦いもので、視線を落として彼女と目を合わせる。得意げな顔でそういってのけた。 )
キミは幸運だと思った方がいいよ。俺の機嫌が悪かったらキミを剣道部から追い出しているところだったからね。
( 暫しその差し出された掌を見て、また彼女と目を合わせ、小さくため息を吐いた。子供がやるだろう行動に呆れつつも咎める気は起きず、乱雑にその手を取れば軽く引き寄せて。 )
トピック検索 |