黒門の中で会いましょう【 ✿指名制✿学園✿初心者歓迎✿ 】

＞日上サン

そ？俺も日上サン好きだよ。今みたいにプリントも届けてくれるし。
（　ケラと笑った。友人としてって意味だけど、別にマイナスにも思っていない彼女のことは嫌いじゃない。つまり好きだ。「世話焼いてくれると安心すんだよね。俺やる気ねーし」喧嘩とかいう面白い例外を抜けばそうだ。部活だって勉強だってやる気はないし、もっと言えばここまで流されてきたわけで。　）



＞鈴木

…いたなら声掛けなよ。
（　突然かけられた声に小さく驚いたような素振りを見せ、またすぐキャンパスへと視線を戻し。何を描いているのかなんて俺が知りたいくらいだ。だって何を描きたいかも分からない。「…さあね。何も思い浮かばない」なんてまた苛ついたように。　）



＞桜庭

（　眉間に皺が寄った。こめかみに青筋が立つ感覚がして、飛んで行ったボールを静かに睨む。運動できねえっつったのは自分で、出しゃばらねえと約束したのはどこのどいつだ。テメエじゃねえのかマジで泣かしてやろうかなコイツ。奥歯を噛み締めて怒鳴り声を抑える。余計なエネルギーを使いたくない。　）
…ッ黙ってんじゃねえ喋れ！！
（　押さえ込んだものも無駄なようで、矛盾しているとは分かりつつもそう怒鳴る。コイツの笑顔に絆されたらしい部員が引き気味に見てくるのももう正直どうでもよくて。　）