主 2018-08-09 18:49:12 |
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>守本さん
…あれ。珍しいな、遅い時間まで人が残ってるなんて。
( 生徒会の長ったらしい会議を終え、荷物を取りに教室へ戻ってきたのは夜も近い時間帯。愛し子の証であるカーディガンをなびかせながら扉を開ければ珍しいクラスメイトの姿に目を見開き。 )
しかも守本さんか。キミ日々眠ることにしか脳が使えないのかと思ってたよ。
( 記憶の中の彼女は眠るか飯を食うか携帯をいじるかの三択で、正直このクラスメイトが名門エリートにいることがおかしいとすら思っていたところだ。眠りかけているとはつゆ知らずそんなことを述べながらも一応は勉強という行為に賞賛はしているようで。 )
>日上サン
( 保健室にて保健委員の仕事を消化しながら適度にサボっていれば、というかサボりのオマケ程度に仕事をしていればブツブツと独り言が聞こえた。耳をすませば扉の前に誰かいるらしく、そのまま様子を見ていればなんとなくその声が聞いたことのあるものだと思い出し、大股で近付いた扉を勢いよく開けばぐいと相手の顔を覗き込み。 )
お、やっぱ日上サンだ。
何?俺と会えなくて寂しくなっちゃった?
( 口角をゆるりと上げてそう尋ねれば、からかうように首を傾げて。 )
>桜庭
…ッあークソ、邪魔なのがゾロゾロ増えてんじゃねーよ…。
( 部活の練習中。放ったシュートは入りはしたものの、ゴールの上でぐるりぐるりと円を描いた後に辛うじて吸い込まれたような気に入らないものだった。短気に短気を重ね合わせた上に短気をかけたような自分の神経を掻き乱す原因はクソ暇なのかクソほど集まってくるクソどもで、暴言を小さく吐いた後に額の汗を軽く拭えば「黙れ!!気が散んだよ!!!」と自身のゴールへのイラつきを発散するかのようにギャラリーに怒鳴り。 )
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