(元気に返事をして歩き出した少女の背中を安堵しながら一歩後ろで見送ると普段は何気なく通り過ぎる景色にキョロキョロと目を配って家と家の間の路地を覗き込んでみたり。ふと告げられたお菓子の好みに"僕も"と笑って見せれば角を曲がり目に映ったスーパー目掛けて小走りし)ほら、見えた見えた。チョコかなー、グミかなー、何があるかなー?