(しゅんとした様子から一瞬耳が元気に反応したのを見ると此方も少し安心してクスっと笑みをこぼし。大きな瞳が思案の色を浮かべながら己を見上げているのを見返せば自然と相手の髪に手を伸ばして優しく撫で)確かにまだ小さいからひとりじゃ危ないな。だから、僕と行こう。さっきは緊張してて街の様子なんかも見られなかっただろうし。あ、ほら。僕の名前は守だから、危ない奴が来てもミントはちゃんと、僕が守るよ。