魔法の鏡 2018-07-14 11:22:29 |
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ふんふふ~ん・・・・夜風が涼しいですねぇ~(夏の暑さに耐えかねないものもあったのか、一日部屋でのんびりしながらも「こちらの世界」に入ったのは夜である。いつも通りの本に加え自身が作ったお弁当を持ちながら今日は何処へ向かおうかと考える。そんなのんきな鼻歌を歌いながらも、頭の中に過ぎるのはあの屋敷であった少女の事である。なんとなくの心残りに加えいつも自身が他者に思う気持ちとは少し違う気がするも心の正体は未だ掴めない様で。そんな若干の心残りを考えるのも面倒臭くなったのか、取り敢えずは腹ごしらえをしようと、丁度近くにあった広い大型公園のベンチに座ってお弁当を食べることにしよう。
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