【戦闘/ファンタジー】国立聖騎士育成学院【初心者、途中参加歓迎/リメイク】

魔物と邪気について

邪気とは空気中に自然に漂う神気が淀み、腐敗したものです。生命に対して悪影響を与えるほか、密度が濃くなると魔物を生み出し、周囲に被害を与えます。特に邪気の濃い場所は迷宮になることがあり、それはダンジョンと呼ばれます。邪気は神気により浄化することが可能で、聖騎士は魔物の討伐や、邪気の浄化が主な仕事になります。

魔物は一般的な生物に似た姿をしていますが、概ね体表や体毛は暗い色をしています。その爪や牙には邪気が纏わりついているため、神気を持たない生物がこれを受けた場合、呪いと呼ばれる状態になり、徐々に生命力を奪われ、最終的に死に至ります。また、自分よりも遥かに上位の魔物から攻撃を受けた場合も同様です。なお呪いは同格かそれ以上の神気を注ぎ込むことで治療ができます。

魔物は理性や言葉を持ちません。ただ本能により生活をしています。生まれ方が違うだけで生物に近い特徴を持っているため、ある程度決まった行動、すなわち習性を持ちます。これをうまく利用することで戦闘における立ち回りを決めていきます。

魔物の強さは纏う邪気の密度や体の大きさである程度判断することが出来ます。邪気の密度は訓練で自然とわかるようになります。