兄が弟に手を出すのはいつの時代でも同じだ。( 横目で相手を見ては口角を上げ。息が耳にかかりぞくりと不思議な感覚を覚え、目を少し瞑るがゆっくりと開け。唇にかさついた感触を感じると石のように固まり「 …っ!?渉…ったく 」はぁ、と一息つくが満更でもなさげに。 )