吸血鬼 2018-06-27 00:10:52 |
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――…………。
(空が白む頃の微睡みの中、ハリーと同じように、ラザロもハリーのことを考えていた。自分の知る限りの人間像からはかけ離れていた彼。それは生来生まれ持った性格なのだろうか、それとも、彼に深い関係を築くことを避けさせる決定的な出来事があったのだろうか。どうにもラザロには、ハリーが先天的に冷淡な性格をしているとは思えなかったのである。確実な証拠があるわけではないが、彼の勘がそう囁いていた。だが、相手の過去のことなど、こうして一人で考えていても堂々巡りだ。ラザロはいつの間にか深い眠りについた。こんなにぐっすりと眠れたのは、数百年ぶりに「おやすみ」という言葉を誰かに言ってもらえたからかもしれない)
≪玄関≫
・何の変哲もない両開きの扉。固く閉ざされているような印象は受けないが、もちろん押しても引いてもスライドしてもぴくりとも動かないし、動く気配もない。
・玄関ホールには(この屋敷全体を通じて言えることだが)窓がない。その為日光が差し込まず、時計以外で現在の時間を知ることは不可能。とはいえこうなれば、時計すらも正しい時間を刻んでいるとは限らない。
≪バスルーム≫
・この屋敷の中で最も明るい照明が使われている場所かもしれない。華美すぎる装飾は施されていないが、センスの良さを感じさせるローマ調の脱衣所や浴場がある。
・湯舟は広く、浮かんでぷかぷか漂うことが出来る。ジャグジーやその他さまざまな機能がついているが、ラザロなしでは起動方法が分からないだろう。
【まだ探索したい場所がある場合は、その場所の名前を仰ってください!間取りは細かくは決めていませんので、こんな部屋があるなら謎解き(?)のために見てみたいなー、なんてのもお気軽に!もし特にとりたい行動が無い場合は、次レスで時間を日暮れまで飛ばし、ラザロを目覚めさせる予定です!】
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