後にも先にも、 （ 〆 ）

…大好きな人を否定するだなんて、逆に難しいと思いますけど、（ くす、と笑みを浮かべながら可愛げのない口調でぽつりと言い返し、肩に柔らかな重みを感じてはふと頬緩め ）…なにそれ、嬉し泣きしちゃうかも、（ 引き寄せられるままにして相手に向き直ると嬉しげに頬緩ませ ／ ← ）
ん…ええ？そう？（ ふむ、と考えるように首を傾げた後、「 でも、可愛いって言われるってことは可愛いんだよやっぱ南雲クンは。俺もいーっぱいあんたの可愛いとこ知ってるし、 」自分のことは棚に上げ、ゆるりと首を傾げては得意げにそう述べて ）
…透哉のせい、だよ（ からかわれているのだろう、とぼんやりとしながらも考えを巡らせて相手のことを見つめながらぽつり ）…っふ、…透哉クンの印、（ 相手が自身の肌に残した痕をつつ、となぞりながら艶っぽい笑みを浮かべて相手を見上げ ）

…ん、離れるつもりもないし離す気もないよ、（ 相手の言葉を聞き入れては嬉しげに顔を綻ばせて ）っくく、もうすっかり楓くんの虜ですねぇ、…なんちゃって。俺も人のこと言えないんだけどさ、（ 揶揄うように軽く笑ってはちら、と相手を見上げ、頬を撫でる手に自身の手を重ね ）

…ええ、ほんと？…此処、ドキドキしてくれてんの？（ 眉を寄せ不満げに呟く相手を目にしてはゆるりと首を傾げ、片手をそっと相手の胸に当てて問い掛け ）
…そ？満足してくれてんならよかった。刺激が足りない〜って言われて他の人に目移りでもされちゃたまったもんじゃないからね、（ 得意げな笑みを浮かべる相手を見てくす、と笑みを零し冗談交じりにぽつり ）

……っ、楓くん、いつか南雲クンに褒め殺されそ、（ 首筋に感じる相手の舌の感覚にぴく、と体を揺らし、仕返しと言わんばかりに相手の耳朶にちろ、と舌を這わせては余裕のないような声色でそう呟き ）
…ン、（ 滑り込んできた相手の舌を絡み取れば弄ぶように舌先に吸い付いたり甘噛みしたりを繰り返し ）

ただいま、…おかえり。速度は全然気にしないからへーき、（ 満足そうに頬を緩めて相手の背中をぽんぽんと撫でて ）ん、平気ならよかった。最近天気悪いし南雲クンのとこは大丈夫かちょっと心配、（ しゅん ）