後にも先にも、 （ 〆 ）

ん、…お前はいつも俺の事否定しないで居てくれるよな(小さく頷いて相手の肩に顎をのせると僅かに頬を緩ませながらぽつりと呟き)…お前に興味無い時なんかねぇよ(相手の浮かべる笑みに眉を寄せて言い返しつつ掴んだ手を此方へ引き寄せ)
はぁ？俺？…俺は猫田とか百瀬辺りにしか言われた事ねぇけど。そんないつも言われてるわけでもねぇし(思わぬ反論に片眉上げて首を傾げると頬から手を離しつつ呟き)
…やーらしい顔。すげぇ可愛い、(惚けたような目と視線を合わせて揶揄うと、喉元へ口付け落としそこへ吸い付いて痕を残し)

…ずっと一緒に居てぇよ。離れたくない。それに多分俺もうお前の傍に居ねぇとどうにもなんねぇと思うわ、(寂しげな表情を浮かべる相手の頬を撫で)

冗談じゃねぇよ、楓クンが可愛い事言う度に心拍数上がっちまって大変なんだからな(笑う相手を僅かに眉を寄せて不満げに言葉を返し)
ん、好き。お前元から色気あるしだいぶ満足してるぜ、俺は(頷くと何処か得意げな笑みを浮かべて答え)

だからださくねぇって。可愛いって言ってんだろ(クスクス笑いながら引き寄せられると首筋へ舌先を這わせ)
(髪を撫でられる感触が心地良く、目を伏せつつ相手の口内へ舌先を滑り込ませると上顎をなぞり)

ん、お帰り。…って、今日も俺の方が遅くなっちまったけど(苦笑浮かべつつ相手の腕の中へ歩み寄り背に腕を回し)んー…俺は平気、(答えつつ首元に鼻先を埋めて相手香りに目を細め)