後にも先にも、 （ 〆 ）

……あれ、そうだった？（ 我慢してる、そう聞いては意外そうにゆるりと首を傾げて、ここ最近の自分の行動を思い出してはは、と目を見開いてふと眉を下げて ）…んん、確かに、疚しい気持ちは無くとも好ましくないことはしてたかも、ごめんね（ ぎゅう、と抱き締められては申し訳なさそうにしながら此方からも相手の背に腕を回し、すりすりと相手の首元に頭を擦り寄らせ ）ふは、…そんな風に思ってもらえてるなんて楓くん幸せものすぎ、（ くす、と笑みを浮かべて ）俺も会いに来るからね。返事が遅くなりそうな時は、なるべく前もって言うことにする、（ こく、と頷いて ）……透哉、こっち向いてくんないんだ。…んー、お散歩してきちゃおっかな〜、（ 顔を逸らす相手を見ては寂しげにぽつりと呟いて、独り言のようにそう言ってはすく、と立ち上がり ）
ん、……え、それは皆が優しいからそう言ってくれてんじゃなくて？（ 摘まれるまま抵抗せずにゆるりと首を傾げ ）…ッ、ン、…可愛くな、（ 熱の篭った笑みを漏らす相手を見てはずきゅん、と胸が締め付けられるのを感じつつ。否定するも、絶え間なく首筋に与えられた刺激にぴく、と体を震わせ。それでも行為は続けてほしいようで相手の背中にきゅ、と腕を回し ）

…ええ、そんなふらふら居なくなるつもりなんてないけど、もしかして不安にさせてる？（ 引き寄せられ相手の声をすぐ近くに感じ頬を緩めるも、相手の顔をじい、と見つめ額同士をこつん、と合わせ ）
ん、良い、ってことにしとこ、（ くす、 ）

……許してくれんだ。透哉おにーさん、優しい、（ 安心したように笑みを浮かべると、至近距離にある相手の顔を見つめちゅ、と軽く唇を重ねて ）…隙あり、
…やだ？こういうとこ、（ 俯いた相手を不安げな表情で覗き込むように見つめて ）

…っ、分かんない。擽ったい、けど、…もっとして欲しいって思う。気持ちい、…のかな（ 整理しきれない、というように余裕のなさそうな表情をしてぽつりぽつりと思ったことを吐き出し ）
――ふ、ぁ（ 軽く舌を吸い付かれると思わず漏れる吐息。なにかスイッチが入ったようで相手の舌に自身のを深く絡め ）

そっか、休みだったのね。…ゆっくり休めた？（ 小首を傾げ ）安心してくれてんなら良かった（ にへ ）ん、遠慮なくどーぞ？（ くす、と笑みを浮かべて頬に口付けを落として ）ん、…大丈夫。湿度もすごくて昼間は割りとぐったりしてたけど、南雲クンに会えたから元気になった、（ 心地良さそうに目を細め ）…南雲クンの方こそ体調大丈夫？