後にも先にも、 （ 〆 ）

ふは、俺がすげぇ嫉妬して怒ってるとこ？(クスクス笑って問い掛けると柔く唇重ね)昨日言ってただろ、お前の相手してやんのは暇な時で良いとか(僅かに眉寄せて答え)ん、ならやってみるか(相手の態度に笑みを漏らすと体を離しソファに腰を下ろして)
分かんねぇよ、どうしたって可愛いって思っちまうんだから(僅かに眉を下げ困ったように微笑み)──…ん、(相手の体から力が抜けた事が分かると鎖骨へ口付けを落とし強く吸い付き)

軟禁くらいしねぇと厳しいよなぁ…(頬に返された口付けに頬を緩めるも、ふと表情を引き締めるとぽつりと呟き)
…そういう顔するからだって。…他の奴にそんな顔見せてねぇよなぁ…(上目遣いの相手と視線が絡めば眉を下げて溜息を吐き、肩に額を押し付けながら物憂げに呟き)

言わなくて良い(促されるまま相手の方を見るも不服げに眉を寄せて短く答え)
そうか？誰が見ても赤いと思うけどな。…すげぇ可愛いよ(クスクス笑いながらじっと相手を見詰めると、ふと額を合わせて囁き)

ふは、悪い。そんな顔すんなって(そろそろ機嫌を損ねてしまいそうだと離れると笑いながら相手の頬を両手で撫で)
ん、…(唇が重なると目を伏せて相手の唇を柔く食み)

ん、今日もお疲れ。そう言ってくれんならまた頼むわ。その内離れられなくなっちまいそうだけど(クスクス笑い)少し遅くなっちまったけど、幾らでも相手してやるよ。お帰り、楓(微笑んで相手の体抱き締め)