吉良 楓 2018-06-26 15:57:08 |
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…勘弁してくれ、俺ほんとお前のそういうとこ弱いから、(ぐ、と一瞬言葉に詰まるも深い溜息を吐くとぐりぐりと肩に額を擦り寄せて呟き)…んなわけねぇだろ。俺にそんな事できると思ってんのかよ(もっと意地悪してやりたい気持ちと甘やかしたい気持ちが僅かに鬩ぎ合い呆気無く前者が選択肢から消えると、相手の腰に腕を回し抱き寄せながら告げ)ん、(此方に身を委ねてくる相手に満足げに微笑むと胡座を掻いた膝の上へ相手の上体を横たえるように倒し、身を屈めて覆い被さっては一度軽く唇重ね)
好きだよ。すげぇ好き。…愛してる(何処かで聞いた言葉だと笑みを浮かべながら頷くと、相手の頬を両手で包み視線を絡めて告げ)…うわ…なんか、…幸せすぎ、(困ったように眉を下げ片手の甲を口元に宛がい俯くとぽつりと呟き)
もう一回聞きてぇなぁ。ほら、言ってくれたら抱き締めてやるから(相手の表情に甘く胸を締め付けられ頬を緩めてしまいながら緩く両手を広げ)
ん、…知りたい(唇が重なると簡単に表情を和らげ、何と無く複雑な心境ながら小さく頷き)
っ、楓、(腰に触れられるとゾクッと突き上げるような熱が体の奥から湧き上がるような錯覚に陥り、堪らず一度唇を離すと僅かに眉を寄せて切羽詰まったような声で相手の名前を呟き額を合わせ)
…へぇ、何処が可愛くないわけ?(相手の声に笑みを漏らすと意地悪く問い掛けながら耳朶へ柔く歯を立て)
ふは、なら此処座って、(小さく吹き出し笑いながらソファに腰下ろし隣をぽんぽんと叩き)
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