後にも先にも、 （ 〆 ）

ん、…へぇ？全く、嬉しいこと言ってくれるなァ南雲クンは、（ 軽い口付けに頬を緩めながら ）んん、…そんなに毎日毎日可愛い、って甘やかされたら楓くん調子乗っちゃうんですけど、（ くすくす ）可愛いかどうかは別として、俺のことで悶絶してくれてるあんたを見れるってことでしょ？（ 想像しては愛おしげに相手をちら、と見遣り ）ん、うるさい……へ、なに？（ 指摘を受けては僅かに眉を寄せちら、と目を逸らすも、こっちを向けと言われれば素直に其方を向いて ／ ← ）

色んな顔、ねぇ……楓くんが情けない顔晒しても嫌になんない？（ 本心では相手にもっと触れて欲しかったものの、可愛げの無い言葉を吐いてしまったなあと少し後悔しながら体を離した相手をちら、と見て。くす、と笑みを浮かべてはそう問い掛けて ）

っくく、可愛いよ？あんたが気付いてないだけかもしんないけど、（ にまり ）別に理解してくれなくたっていいですう、楓くんは勝手に可愛いって思っとくから（ 首を傾げる相手を見てくすくすと笑みを浮かべ、髪をくしゃ、と撫でて ）
……ん、…ふぅん？（ 妬く時は妬く、そう聞くと思わず頬を緩め満足げににまにま ／ ← ）南雲クンて、どんなことで妬くの？俺が無意識でやってることなら知らず知らずのうちに嫌な気持ちにさせちゃうかもしんないし、そんなの嫌だから教えてよ（ 唇を重ねられたことに嬉しげにまた目を細めながら、相手の顔を覗き込むように問い掛けて ）
む、…うるさい（ 顔が緩みっぱなしなのは気付いていたことだが、いざ声に出して指摘されると恥ずかしさから僅かに頬を赤く染めて俯き ）……そんなに喜んでもらえると思わなかった（ 相手の反応を見てくす、と笑みを浮かべてはぽつり、思ったままに呟いて ）楓くんだって、まさか南雲クンに好きになってもらえるなんて思ってなかったけどね（ ぎゅう、と相手を抱き締めながら相手の髪に唇を寄せて ）
ふは、んじゃ楓くんももっと夢中になってもらえるように餌付けしてやろっかなぁ（ 髪を撫でられ嬉げに目を細めながら ）

…可愛くないってば、（ 抱き締められればふはり、頬を緩めこちらも相手の背に腕を回しぎゅ、と抱き締め返し。相手の言葉に胸がきゅんきゅんと締め付けられるのを感じながらも、反発的に可愛げの無い言葉をぶつけて ）…ふぅん？じゃあ呼んであげる、（ にぃ、と笑みを浮かべて ）俺も甘ったるい感じ、する。名前呼ばれるだけでこんなになるの、…めちゃめちゃ恥ずいけど、（ 額が合わさると至近距離にある相手と視線を絡ませながら、湧き上がってるくる恥ずかしさに身体がほんのり熱くなるのを感じて ）

ん、…おやすみ、って言いたかったのに言えなかった（ 僅かに眉下げ ）返してくれてありがと、俺もこっち返させてもらうね。お言葉に甘えて昨日のは蹴らせてもらう、…楓くんが寝ちゃったせいで途中で終わっちゃったからちょっと残念だけど、（ 自身の唇を指でなぞりながら相手をちら、と見て ）俺も昨日みたいな短い会話楽しいし好きだよ、南雲クンと話してると楽しくてどうしても長くなっちゃうんだけど、遠慮なく端折ってくれていいから（ くす、 ）

…てことで、ただいま、透哉（ ふわりと笑みを浮かべて両手広げ ）