後にも先にも、 （ 〆 ）

…南雲クンが理解、してくれてんのはすげぇ伝わるよ。俺も、…同じことされたら悲しい気持ちになるし、やきもちだって妬くもん、……っはぁぁ、なのに南雲クンにばっか不安な思いさせてほんと彼氏失格、（ 相手の気持ちを聞き入れては嬉しそうに、しかし申し訳なさそうに苦笑を浮かべて ）…どっかの誰かと同じでさ、俺もこういうのは結局自分が楽しむためだけにしてきたことで、…駆け引きっつーの？…純粋に恋愛するってよりは、今までそっちの方楽しんできた人だから。…だから今更説得力ないけど、…でも、大好きな人が出来たわけだし、…透哉のために変わるから、ちゃんと、…だから見てて、…信じて（ ある人を思い浮かべながらぽつりぽつりと弱々しく呟いて。嗚呼、こんなことを暴露すればいよいよ嫌われるのでは、そう思うと自然と声は僅かに震え ）
ふ、…ンぅ、（ 先程より僅かに強くなる刺激に反射的にきゅ、と目を閉じては吐息を僅かに漏らし ）
えー？してたけど？きらきらしててかぁわいかった、（ くすくすと笑みを浮かべては一人納得 ／ ← ）はーい、（ フォークと皿を受け取ればこく、と頷いて、「 はい、…あーん、 」一口分を相手の口元に運んで ）
…ん、ずっと？（ 唇が重なると嬉しげに目を細めて、唇を離してはゆるりと首を傾げ ）
…南雲クンがそういうなら。…やめないでいてあげる、（ 頬に口付けを落とされると目を細め、僅かに意地の悪い笑みを浮かべては素直じゃない言葉をぽつりと吐いて ）

俺、も。あんたが喜んでくれることなら、幸せにするためならなんでもするよ、（ にへ、と柔らかい笑みを浮かべて ）んん…、じゃあお言葉に甘えて。ずっとこのまま、…透哉の傍にいる、（ 相手の温もりに胸がじわりと温かくなるのを感じながら頬を緩めて ）