後にも先にも、 （ 〆 ）

…、ん、（ 同じように目を伏せて相手の唇を堪能するように此方からも食むようにしては、ふと唇を離してぽつりと独り言のように呟いて ）…そんな心配、しなくていいのに。南雲クン、よく心配だとか言うけどだーれも俺のこと欲しがる人なんていないだろうし、…安心していいのに、
ん、（ 引き寄せられるままに相手にぴと、とくっついて、唇が重なると嬉しげに目を細め「 喜んでくれて良かった、 」と安心したように微笑を浮かべ ）
……ん、まぁそう思っちゃうのも分かんなくはないけどさ？幻滅するどころか益々好きになるし、…他の人が見れないとこを俺が独り占めしてるみたいですげぇ嬉しいけど、（ 額に当てた片手を柔く掴んで退けては、相手の顔を覗き込むように屈んではにぃ、と笑みを浮かべて ）
そ？無理、してないならいいけど。…やだ、透哉に会いたいし、我慢はしてほしくない。…俺とくっつくことで癒されんならいつでも一緒にいるし、…楓くんは南雲クンと一緒にいた方が安心する、（ 髪を撫でられると嬉しげに目を細め、問い掛けに対してはふるふると首を緩く左右に振ってはじ、と相手を見据えて ）

んーん、平気。そんな謝んないでよ、（ 気にしないの、と付け足すように呟いては相手の頬にちゅ、と口付けを落として ）