▽ 502号室

っ、ば、馬鹿って、（ 満足げに頬を緩めていたものの、呆れたように溜め息を零しながら告げられた言葉に目を丸くして ）……いいから、はやく食べよ、（ 僅かに頬を紅く染めているのを誤魔化すように相手の手を引き玄関からリビングへ ）

ふふん、褒められた（ どや ／ ← ）
もう、意地悪だなぁほんと、（ つーん。しかし名前を呼ばれこっちを向けと促されると素直に顔を向けてしまい ）ん、なあに、理久（ ちら ）
…甘えん坊、嫌いじゃないだろ？（ にまり、口角を上げて ）ん、じゃあ遠慮なくっ（ 両手を広げる相手を見てはぱあ、と目を輝かせ迷わず相手の腕の中へ飛び付き ）

…へえ、悔しいの？理久、噛めるもんなら噛んでみな、…って、ん、そこ、擽ったい、（ 反応を示す相手を見て満足げに意地の悪い言葉を相手にかけて挑発的に笑みを浮かべたものの、襟足の辺りをなぞられればぴく、と肩を震わせ一瞬で余裕の無い表情に戻り ）――ふぅん？理久、えっちだなぁ（ へらへらと笑いながら ／ ← ）どうやって教えてくれんだろ、（ にまあ ）
…へー、つれないなぁ理久くん（ くすくす ）……まって、急にそれは、…狡い（ 聞こえてしまった相手からの嬉しい言葉に、反応すべきか迷ったものの顔をぼっと紅くして照れ臭そうに視線を逸らして ）…俺も理久のこと、大好き、
…っ、当たり前じゃん、…か、可愛がってよね（ 手を掴まれ相手の顔を目の前にすると素直じゃない言葉を相手に投げかけて ）