柊 2018-06-21 18:22:54 |
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<変人中島と冬のはじまり>
クラスメイトとカラオケ。
少し歩かなきゃいけなくて。
「さむいー!!!」
『太れ。』
「いやいやこれ以上無理wwどーせ馬鹿にするじゃん!」
『正解!100ポイント!!w太らないから胸無いんじゃね?』
「黙ろうね?」
相変わらずのウザさですねw
「手袋してくれば良かったー」
『お疲れっすww』
「あっためてよー」
『ん。』
差し出されたのは中島の左手。恐る恐る右手を繋ぐ。
やば。あったか!
「ヤバい最高」
って、え!?
ねじポケっすか!?!?ヤバい春キター!!!
『嫌がらないんだ?』
むしろ嬉しいよw
「あったかいもん」
『あそ。』
私、顔赤いんだろうな、、、。
『照れてんの?』
「別に!それより本命としなくていいの?」
『今フリーなんで!』
その笑顔反則。
「ふうん。みんなにバレたらどうすんのよ。」
みんなは私たちの前で盛り上がっている。
中島はポケットの中で、恋人繋ぎに切り替えて、
『知らな~い!』
って渇いた空を見上げた。
何を思っているの?意味わかんないよ。
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