真中 海 2018-06-20 01:53:20 |
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期待するだけ無駄だ。 俺は短気で気分屋なんだ、今回が稀なんだよ。 ( ふんと鼻を鳴らせば外方向いて )
…まぁ、次があれば、褒美もやらんことはない、 ( ぼそりと呟くと )
まぁ、ロルだな。俺は基本的合わせられる。 だからそこの相性はそっちの判断に委ねる。 ( 腰に手を当て、頷くと )
下に一応テスト、みたいな形で出すから、確認してくれ。 長くも短くもできるつもりではいる。 場面は出会い頭のつもりだから、よければそのまま続けてもらっても構わない。 ( 手ひらりと )
…ッそういう恥ずかしいことをさらっと言うな…!、 ( 若干紅潮しては )
…終わりか。 俺はもう一つ仕事がある、先に帰っとけ。
( ある日の午後、日中の暑さも引いてスーツが暑く感じられなくなった頃、一仕事を終えたようで。一緒にいた部下たちに先に帰るように一言告げると、止める声は聞かなかったことにし、踵を返して歩みを進める。 しばらく道なりに進むと、そこには商店街の入り口。 夕飯前なのか主婦が多く、ちらほらサラリーマンの姿も見える中を、そのアットホームな雰囲気に似合わない、無駄なシワのないスーツと磨かれた靴で闊歩して。 商店街に来た理由は仕事への通過点、なのだが、ここは幼少期に何度か世話になった堅気の人がいるので、通りがかっただけ、と自分に言い聞かせながらゆっくりと歩みを進め、仕事に励むその人たちを横目に見るその瞳は普段の険しい顔からは想像つかないほど穏やかで。 )
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