匿名さん 2018-06-10 12:20:27 |
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……? どうしたんだ?
(大人しくついて回っていたが、やがて道の端に並んでいた大きな掲示板の前で相手が足を止めれば、自身も倣うように立ち止まり。何かお得な情報でも見つけたのかと思いきや、手前の掲示板に貼られているポスターは殆どがお尋ね者や防犯に関する内容のようで。別段、相手や自分にとって興味をそそられるものとは思えず、視線を板から相手に移すが、そうすると先の推察に反し、そこには一枚のポスターを見つめ、何処となく神妙な雰囲気になっている横顔があって。相手が独り言を呟いたタイミングで、いよいよ小首を傾げれば、自分より背の高い相手を見上げつつ思ったままの疑問を口にし。……だが、その返事を待たず、突如こちらに向かってくるやや騒がしい影があり。足音と話し声に振り向くと、憲兵らしき男とそれに付きまとう老婦人のペアが近くまで来ていて)
『だからこんな田舎町でお尋ね者なんてしてどうするんだって言ってんだ!そんなことより鉱山を封鎖してよ!市民を守るのがあんたらの仕事じゃないのかい!?』
(老婦人は身なりも良く、地味であるが上質そうな服を着ており、しかし、何やら憲兵にがなり立てており。対する憲兵は困っているような渋い表情で、まっすぐ歩いていたが、そのうちに自分たちの立ち位置から少し離れた場所にある別の掲示板の前で止まって。紙の束を手にしていることから、恐らく新しいポスターを貼りに来たのだろう。業務を遂行しつつも時折老婦人に "無茶を言うな、俺にそんな権限はない"、"俺が守るのは市民じゃなくて町民だ。それでこの町は鉱山のお陰で持っているようなものなんだよ。悪いがそこまで旅人の面倒は見られない" 等と返しており。何となく二人の挙動を目で追っていれば、やがて老婦人は『ふん、旅人にお金を落としてもらってる癖に、死んだって知らんぷりってわけね!?鉱山の怪物はどんどん凶暴化してるって話じゃないかい!噂が広まりゃ放っといたってこんな町誰も来なくなるだろうさ!!』と罵声を飛ばし、怒りを隠そうともしない乱暴な足取りで、道脇にあった酒場へと入っていき。そこまで見届けると、遠巻きながら目の当たりにした老婦人の剣幕に対して少々呆気に取られつつ、だが表情はいつも通りのぼさっとした仏頂面で「……なんだ、ありゃ?」と呟き。それから、再び相手を見上げると)
……というか、なんだ、今の話は。鉱山の怪物ってアルが言ってたのだろ? そんなに凶暴なのか……?
(/お久しぶりです。またのんびり宜しくお願いいたします--* 誘導でモブを出しました。鉱山のモンスターは、本来鉱石を食べるという特性とその頑健な体躯から、採掘者と鉢合わせた際に怪我をさせてしまうぐらいのことはあったが、積極的に人を襲ったり食べたりすることはなかった、という想定です。しかし、今は裏で殺人を犯し、その罪をモンスターに被せている者がいるため、凶暴化していると勘違いされている……その上でモブの老婆は鉱山に踏み入り、帰ってこなかった旅人の母親、というつもりです← 追いかけると、オルセタイトが採掘できる箇所やモンスターについての情報が聞けるよ!みたいな!←
回しにくかったら全部ぶん投げて他の流れでも本当に全然構わないので、一案としてご認識をお願いします。にしても、アルドニックって当然のようながら、やっぱり偽名だったんですね← フェリコートも実名は半ば捨てたように過ごしているし、その中で初対面の相手に対し、どこか得意気に本名を明かしたグラナーティアはやはり、アホなのかもしれないですね……←)
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