…私の運命はシオン様と共に。どうかお聞かせ下さい。 (ひんやりとした空気の地下を、相手の案内に耳を傾けつつ奥へ奥へと進み白薔薇の扉の前で立ち止まる。理由の分からぬ哀しげな表情を見て僅かに戸惑い口篭るが、それでもと穏やかな声で教えて貰える様に促して。)