赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>白の騎士
( 正直な話、大好きな帽子屋の姿でとても意地悪いことを言うと思う。それと同時に彼の言うことも間違いではないということを理解した。恐らく話を聞いた帽子屋は自分の為に動いてくれるだろうということは、驕りでなくとも容易に想像できる。それだけは何とか避けたい。そんな気持ちが込み上げてくる理由はわからないが、それでも。己の手を胸元へと添え、目を伏せるゆっくりと深呼吸をすると肺が冷たい空気で冷えたような気がした。ゆっくりと瞼を開き真っ直ぐな眼差しを向けたかと思えば、胸元に添えていた手を小さな鞄へと移動させ中から二つの賽子を取り出し中指と人差し指で挟むことで彼にも見えるようにし「確かに、私はアリスになってからまだ日が浅い。やから、帽子屋さんに恩を売る方が利点があると思う。でも…どうしても嫌なんよ。なんか、嫌。やから、賽子で決めへん?これ、こっちに来てから作った0から9まで出る賽子と0から5まで出る賽子。丁半、賭けて私が負けたら帽子屋さんにお願いする。私が勝ったら私が借りを返す。そっちからしたら、利点なんてないことやけど……私はこうする他思い浮かばなかってん。乗ってくれへん?」数字は変わった賽子に賭けることが、自分にとって最良に思えた。ただし、彼がやらないと言い切ってしまえば、それまでの話。だから、そこはストレートに困ったような笑顔で願うことで訴えかけて。 彼の前で動きを止めたのと同時に目の前にいるのは、帽子屋に彩られた自分自身。流石に驚いた。然し、帽子屋が用意してくれた今自分が身に纏う衣装には程遠いように見えたことで安心感を抱けば、驚きに止まっていた息を吐き出す。肩からも力を抜いて表情が次第に緩むように眉尻は下がり、目は細められ口元は口角が緩く上がる。「お菓子を選ぶに決まっとるよ」可笑しそうにクフクフと少し可笑しな笑い声を漏らしながら、鞄からお菓子が包まれた南瓜デザインの小包を差し出して。「白の騎士さんの悪戯、もう受け取るような気分やけど」自分の目の前でくるくると容姿が変わったのだ。この数刻だけで、どれほど驚いたことだろう。困ったような表情へと変われば本音をぽつりと漏らし。 )
( / お久しぶりで御座います。寒くなって日が落ちる速度が早くなり体調など崩してはおりませんでしょうか?少し時間が空いてしまい尚且つ11月になってしまいましたが、白の騎士様へのお返事を返させていただきます…!賽子を少し細工させていただき、元々素敵な使い方だと思っており、赤の女王様の真似事で申し訳ないのですが、投稿秒数で賭け結果を決めようと思っております…!とは言え、11月になりましたので、此方は蹴っていただいてもかまいません。ただ、ご迷惑でなければなのですが、折角なのでイベントに参加させて頂きたく思います!「フラミンゴと隠れんぼ」「宝箱は誰のもの?」を、やらせていただけたらと思います…!もし難しいようでしたら、片方だけでも…もしくはやらなくても大丈夫です…!その場合、新たに絡む候補の提供様などお教え願えれば嬉しく思います…!
後、何度も確定(他提供様方に会ったときの反応等)を使ってしまい申し訳ありません!もし駄目な形でしたら言ってくだされば次からは気を付けますので、遠慮なく仰ってくださいませ…! )
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