赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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夜中やなかったら楽しい場所やしなーんも気にせんで遊んでへぇき。おん!えぇこやね、流石リトの生徒やわ!(遊園地自体は知ってる様子の彼女に気付けば余計な不安を与えたい訳では無いようで茶化すように拍手を共になははと笑って見せて。「ここからやったら遠ない!けど、赤の城からやったらちょおっと歩く。でもな!運動はせなあかんよ。ちゃんと身体動かしとかな病気になってまうんやで」バカ正直に誤魔化すことなく距離を説明すれば遠いからと彼女が遊びに来てくれなくなる可能性にアカンアカンと繰り返しながらどうにかして興味を引く作戦に出たようで「リトんち来たらな、ええのん有るで。ウチからやったらぐるーって一面の湖見れるんよ。それな?他のどこよりもいっちゃん綺麗やねんで!それにな?疲れたら泊まったらええんよ。めっさ美味いご飯作ったるわ」ばーん!と得意げに胸を張って見せたかと思えば断られる可能性など頭にはなく、すっかり彼女が遅かれ早かれ遊びに来るとこの男の中で決まったらしい。「照れてへん!」開口一番、彼女のからかいに対して食い気味のリアクションで否定をするば、い゛ーと歯を見せるように口を開いてから「しょーもな。リトが何で照れんねん。こないちんちくりんなお嬢ちゃん相手にキューンなんてしてへん!そらぁ ね可愛いなあとは思うたよ。やってラビちゃん可愛ぇもん」からかわれている事がより一層とらしくない面を刺激するのか、不慣れなその扱いに堪らず面倒臭い照れ方をすればワシっと彼女のツインテールを二つとも鷲掴み、パタパタと揺らすように動かして。何かを探す彼女が見付けたのは何ともシンプルなそれで、きょとんと目を丸くしてから「えらい地味ぃなやつやんね、それがお土産?」お土産ならば華やかなマカロンやドーナツの方が喜ばれるのではと考えを浮かべた所で先程の物真似を思い出しあ!と声を上げ「白兎やろ!」と人差し指でそれを指しつつ合ぅてる?と言葉を続け)
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